お子様によく見られる疾患|名東区の眼科|はせがわ眼科医院

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お子様によく見られる疾患

斜視

斜視とは、片目は正面を向いていて、反対側の目が違う方向に向いてしまう状態のことです。約2%のお子様に斜視の症状があると言われています。
経過観察や視覚訓練など、お子様一人ひとりの状態に合わせて治療を行っていきます。

弱視

子どもの視力はモノを見ることで発達し、モノがはっきり見えにくい状態が続くと、視覚伝導路に適切な刺激が与えらず、視力の発達が止まってしまいます。この状態を弱視といいます。
6歳頃までに視力の訓練を行うことで、視力の発達が期待できます。

結膜炎

結膜炎とは、白目と瞼の裏側の半透明な結膜が、赤く充血し炎症を引き起こしてしまう状態のことをいいます。結膜炎には種類があり、肺炎球菌やインフルエンザ菌が原因となって発症する細菌性結膜炎とアデノウイルスなどの感染で発症するウイルス性結膜炎があります。

色覚異常

色覚異常は、色が全く見えないわけではなく、色の認識はきちんとできても他とは少し違う色に見える状態のことをいいます。
色覚異常が見逃されてしまっているお子様の場合、色を見分けるのに苦労しているのを学習能力に問題があると勘違いされてしまうこともあります。